くみこ院長ブログ情報

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アメリカアレルギー学会&じんましんとの戦い

2010年02月28日

今、ニューオーリンズに来ています。最近、ブログを更新していない!とご指摘を受けたので、クリニックを休診にしているお詫びも兼ねて、アメリカにいる間は毎日更新しようと決心しています。(できるかな?)
いつもは、ちょっと難しい話題で、”二度読まないと理解できない。”との意見もありますので、ちょっと砕けた話題でと思っています。

ニューオーリンズは、カトリーナという名前のついたハリケーンで被害を受けた町です。復興されているようで、その傷跡は街を歩いている限り、見受けられません。反対に、カトリーナカクテルとかも売られていて、アメリカ人の強さを見せつけられました。日本では考えられませんよね。阪神大震災カクテルなんて、不吉だとか言われてしまいそうです。

こ こでは、フレンチクオーターという、古き良きアメリカの名残を残した町並みが観光の目的になっています。バーボンストリートという所が、jazz クラブなども集まっていて、私も学会後、勇気を出して行ってきたのですが、お祭りのような騒ぎでした。ケジャン料理という独特の料理も美味しくて、料理の まずいアメリカの割には何を食べても美味しいというのも本当のようです。昨日は、着いた早々、ホテル近くのCOCHONというお店に行って、
“ウサギの肝のフライ”と”オイスターとミートのパイ”を食べてきました。前菜として頼んだのですが、それで十分お腹が一杯になってしまいました。

私は、いつも旅行に行くとじんましんが でます。じんましんの原因は、2割くらいしかわからず、あとは原因不明といわれているのですが、私の場合も、原因不明です。いつも、出たら一度だけ抗アレ ルギー薬をなんでもいいから飲んで一眠りすれば治ってしまいます。今回は、機内でのむくみ防止に”五苓散”を飲みまくって11時間のフライトに備えたので すが、さすが漢方、むくみは全然出ませんでした。ホテルについて、ほっとしたところで”じんましん、さあでてこい!”と待ちかまえたのですが出ません。
“やった、じんましんに勝った。”と油断して夜ご飯の時にビールを飲んだのが運の尽き。ホテルに帰って、靴下を脱いだら、足はぱんぱんに腫れ、またあのじんましんが出てきました。。。

やっぱり、五苓散をのんでも、お酒の血管拡張作用には打ち勝てなかったようで、今度は絶対お酒を飲まずに、試してみようと決心しました。今回はよく眠りたかったので、眠気の来る”ザジテン”を飲んで寝ました。

皆さんに、診察の時に、”私もじんましん出ます。”と言うとすごく不思議がられます。医者は、そのような事がないと思われがちですが、アレルギーを志している人は、多かれ少なかれアレルギー持ちの事が多いのです。もしくは、子供が食物アレルギーを持っているとか。
そのような動機があると、真剣に勉強しようと思いますし、また興味も尽きません。漢方に関しても、自分が試して治った人が、はまっていくという事が多いようです。

では、日本時間ではまだ夕方ですが、こちらはもう夜中の二時を回っていますので、ここら辺でお休みなさい。

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