くみこ院長ブログ情報

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Dr call in エールフランス

2018年07月12日


機内食とwineでこれから寝ようって言う時に来ました!
“お客様の中でお医者様は….”
アメリカ線、ヨーロッパ線ではなぜか4回に1回は呼ばれます。だれか出て行かないかな〜としばし息を潜めていましたが、誰もなし。知り合いも多数乗っているので、とりあえず立ちました。
すると、CAから、”medical IDは?”と。医者の免許証なんて日本には存在しません。

そんなら、私は帰りますと戻りかけたのですが、もう一人日本人ドクターが出てこられ血圧などを計っていました。そういえは、京大麻酔科の恩師が、蘇生用のマスクのキーホルダーをカバンにつけておられたことも思い出し、元麻酔科専門医が引っ込んでいては!と。

そのお方、パリでの前夜は徹夜で、朝の高血圧の薬も飲まず搭乗し、ビールを二杯飲んだところでバッタリ.

血圧175/80 でだんだん手が痺れ、体も震えてきて、まさか脳出血、大動脈解離、脊髄疾患?と私の頭の中がパニックになり、緊急着陸できるところをCAにきいたら、サンクトペテルブルクなら、関空までなんとか持たそうと決心しました。

よくよく観察してると、息をはーはーしすぎ?と、もう一人のドクターが
“carbon!”と叫んで、私も納得sad

そうです、過換気症候群で息のしすぎで痺れてたんですね。
治療薬は、paper bag

yes次の日、こんなお礼のメールがきましたが、一年以内のエールフランスの割引券。使わないでしょうね。。

帰りに、
“綺麗な女医さんで震えてきました〜”と言われるくらい回復されて飛行機を降りられました。

皆さん、飛行機に乗る前は体調整えてくださいねcool

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