くみこ院長ブログ情報

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ダニの免疫療法 まもなく開始します

2015年11月10日

ダニアレルギーを治す方法 

日本はダニ大国です。

何故かというと、ダニが生殖しやすい環境は以下の3つが挙げられます。

1.高温多湿 温度 (22~28度)

      湿度 (60~85%)

2. 食べ物(人の落屑皮膚、食べこぼしの食べ物)

3. 潜入場所(じゅうたん、畳などの潜れる場所)

まさに、日本の梅雨の時期の環境に当たりますね。

アレルギー性鼻炎は、室内塵ダニに対するアレルギーが原因となって、くしゃみ、鼻漏、鼻閉、そう痒感などの鼻症状が発現する疾患です。

それが皮膚にアレルギーが現れると、アトピー性皮膚炎、

呼吸器にくると気管支喘息になります。

発売が先延ばしになっていますが、すぎ花粉症と同様、ダニアレルギーについての免疫療法がやっと保険適応になりそうです。早ければ、年内の発売となるようです。

いまのところ、”ダニ抗原によるアレルギー性鼻炎”に対する減感作療法(アレルゲン免疫療法)として、2種類のダニ舌下錠が製造販売承認を得ています。

ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニの2種類のエキスを含んでおり、アレルギー性鼻炎のみに保険適応があります。

今まで、通年生のダニによるアレルギー性鼻炎の治療というと、環境整備(掃除、ふとんの整備)や抗ヒスタミン剤くらいでしたが、これからは免疫療法も選択肢の一つになります。

1. アシテア®ダニ舌下錠(シオノギ製薬):今年3月26日に製造販売承認、5月20日に薬価収載されました。7月末に指定医師のための受講・試験は終了しています。
2. ミティキュア®ダニ舌下錠(鳥居薬品):9月28日に製造販売承認されました。今後、指定医師のための講習・試験などが予定されます。

これらの免疫療法は、どのお医者さんでもできるわけではなく、アレルギーの講習、試験をうけた医師のみが処方できます。

<減感作療法(アレルゲン免疫療法)について>

 減感作療法とは、アレルギー疾患の原因となるアレルゲンを、低濃度から投与し、アレルゲンに対する過敏性を減少させる治療法で、下記のような特徴があります。

 ●アレルギー症状を軽減したり、長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。

 ●治療前に、症状がアレルゲンによるものかの確定診断が必要です。

 ●治療は長期間(3~5年)かかります。

 ●すべての患者さんに効果が期待できるわけではありません。

以前にお伝えしたスギ花粉の免疫療法とほぼ同じ方法で、

毎日口の中にエキスを1分間含んで飲み込むだけです。

そんな簡単な方法で、つらい鼻炎がお薬を飲まなくてもましになる可能性が出て来ました。

試してみる価値ありですね。

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